照る日曇る日第789回 さきの第6巻に比べて、これはまたなんと天国と地獄のような中身の違いだろう。冒頭の「四捨五入殺人事件」といい「十二人の手紙」といい著者の才能が最大限に発揮された推理小説の傑作ぞろいである。 「四捨五入殺人事件」はアガサ…
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