蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2015-07-21から1日間の記事一覧

四方田犬彦著「わが煉獄」を読んで

照る日曇る日第800回 映画や文芸評論の本を読んだことはあるのだが、詩集も数冊出している著者の最新版をちょっと読んでみましたが、なかなか難しい、というかコメントしずらい作品です。 ダンテを思わせるいかめしい表題につづくのは、なんだか途方もな…