蝶人戯画録

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2016-02-05から1日間の記事一覧

「谷崎潤一郎全集第4巻」を読んで

照る日曇る日第842回 この巻では「鬼の面」「人魚の嘆き」「異端者の悲しみ」などちょうど夏目漱石が「明暗」を書きながら斃れた時期の作品を収めていますが、当たり前のことながら、「即天去私」などと言われた最晩年のそれと比べてなんとその作風が違う…