蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

フレッド・スケビシ監督の「ミスター・ベースボール」をみて

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bowyow cine-archives vol.726

 

 

トム・セレック扮するアメリカの大リーガーが都落ちして、日米野球のカルチャーショックに戸惑いながら、中日ドラゴンズで奇跡の大活躍を遂げ、ドラゴンズの高倉健監督に優勝をプレゼントして、彼の愛娘ともども晴れて古巣へ帰還するというハッピー、ハッピーみなハッピーな国際野球物語。

 

大根役者ながら英語が堪能な高倉健には、こういう役どころがよく似あう。

 

ちなみに彼は名刺をもらうときにはきちんと居住まいを正し、相手の眼をしっかり見つめながら、「頂戴します」というて両手で押し戴くのである。

 

私もこれで一発で彼のファンになりました。

 

 「頂戴します」と一礼し両手で名刺を受取りぬさすがは日本男子高倉健 蝶人