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蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

深作欣二監督のヤクザ映画3本立

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闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.793&794&795

 

 

深作欣二監督の「新仁義なき戦い」をみて

 

 広島県呉のヤクザの抗争物語だが、これを見ているとヤクザも軍隊も会社も組織というものはみな上意下達の垂直構造によって貫徹されている点で共通していることがよく分かる。

 

 その親分子分の縦型命令系統の非人間性に耐えられず、反逆を試みたり、横へ逃亡しようとする者も出てくるのだが、最後は同質の社会構造に敷かれてしまうのだ。仁義なき戦いは、ついに仁義によって屈服されるのである。

 

 

深作欣二監督の「新仁義なき戦い組長の首」をみて

 

 ここでの菅原文太は凄い。まずは敵の親分の首をとって、7年の懲役を務め上げてから今度は別の親分の首を舎弟に命じて取らせる。

 

 珍しく山崎努三上寛が出演し梶芽衣子が綺麗です。

 

 

深作欣二監督の「新仁義なき戦い組長最後の日」をみて

 

「新仁義なき戦い」シリーズの最終作だが、もはや手慣れたもので、例によって例のごとく進行するが敵の親分連中にトラックや乗用車で追走し激突させるシーンなど迫力がある。

 

 親分同志の安保条約を断固として退け、あくまでもヤクザの仁義を貫く一匹オオカミのど根性は晩年の菅原文太の生き方を先取りしているようでもある。

 

 懐かしの横山リエも出演しています。

 

 

   官邸の闇をうかがう怪鳥ドローンたった一羽に夜も寝られず 蝶人