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蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

ブライアン・デ・パルマは怪しい奴

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闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.880,881

 

 

ブライアン・デ・パルマ監督の「愛のメモリー」をみて

 

 松崎しげるじゃあるまいし原題の「Obsession」を「愛のメモリー」とはこれいかに。ヒッチ大好きのデ・パルマがヒッチ御用達の音楽家バーナード・ハーマンを起用してでっちあげた疑似「めまい」的迷作ずら。

 

 ネタは最初から割れているようなものだが、実の娘とケッコンしたら近親相姦になることくらい犯人も分かっていそうなものだけど、それも想定内で強行したとすればそうとうエグイ噺だ。

 

 もっともデ・パルマという人自体が相当エグイのでこういう恥ずかしげもないエグイ映画を平然と作るのだろう。

 

 ラストの全方位グルグル長回しは、トリュフォーの真似ずら。

 

 

ブライアン・デ・パルマ監督の「ミッション・インポッシブル」をみて

 

ずいぶん捻った原作&脚本なので、一体全体なにがどうなっているのかよく分からないが、いくらなんでもCIA本部に潜入できるとは思えない。

 

あまつさえ仏蘭西高速鉄道のトンネルの中にヘリコプターが突入して、列車の上のトム・クルーズジョン・ヴォイトと空中を飛んだり、駆けたり、組んず、解れつの大格闘とは思わず笑ってしまう。呆れ果てるほど凄いアクション映画ということなのか。

 

  吾輩は今日も朝から熱帯の和風南洋中級リゾートに無料滞在ちう 蝶人