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蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

映画短評ずら

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闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.890、891、892、893、894

 

 

レニー・ハーリン監督の「ロング・キス・グッドナイト」をみて

 

 兎のように臆病な主婦がじつは政府公認の凄腕殺し屋だったあ、という意外なドンデンガエシであるが、映画の世界ではよくあることで別に珍しくもない。いちばんよかったのはタイトルなりき。

 

 

ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ監督の「野郎どもと女たち」をみて

 

 もうそろそろ映画が終わる頃になって、ようやく面白くなってそのまま終わってしまう奇妙な作品。されどいっけんミュージカル映画ではなさそうなのに、突然断りもなく歌を歌われてははなはだ迷惑。フランク・シナトラは歌手だから許すとしても、マーロン・ブラントとかジーン・シモンズなんかはちょっと勘弁してほしい。

 

 

マイケル・ベイ監督の「アルマゲドン」をみて

 

ブルース・ウィリスが、今度はなんと地球に来襲する惑星を爆破して史上最大の危機を救う英雄になるんだって。いつものダイ・ハードなら同じサスペンス・アクションでも楽しく見物していられるのだが、今回はなんと国家的全地球的英霊になってしまうので、おおいに調子が狂うずら。

 

 

リュック・ベッソン監督の「The Ladyアウンサンスーティ」をみて

 

ビルマの(断じて軍事政権が命名したミャンマーにあらず)英雄、アウンサンスーティの半生を要領よく辿った伝記映画なり。家族、とりわけ夫との愛情がせつせつと描かれているが、別にリュック・ベッソンでなくても良かった。この人最近はデバガメのように何でも撮るんだね。

 

テイラー・ハックフォード監督の「Ray/レイ」をみて

 

レイ・チャールズの伝記映画をジェイーミー・フォックスが熱演。いろんな苦労、特に女どこえおの、を経てレイがスターダムにのし上がってきたことはよく分かるが、演出はダサイなあ。

  

 

  理非を捨て数を頼みて無二無三国を破滅に追い込む者ども 蝶人