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蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

マーク・フォスター監督の「007慰めの報酬」をみて

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闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.964

 

 恋人を殺されたジェームズ・ボンドが報復に走ろうとして英国紳士とはとても思えない乱暴な活劇を繰り返す異色の2008年度作品ずら。

 

 主役のダニエル・クレイグはかつてのボンド役とは似ても似つかない風貌で、英国人だがどこかプーチン大統領に似ていて個人的には好きくないずら。なんでジョージ・クルーニーなんかを起用しないんだろうね。

 

 イタリアのシエーナでのカーチエースから始まりナッソー、アフリカ、また欧州と世界各地を目まぐるしく移動して観客の目を楽しませてくれるが、「トスカ」が上演されている

オーストリアブレゲンツ音楽祭で悪者たちが連絡を取り合うというめちゃくちゃな設定には驚いた。

 

 しかし心中の孤独と苦しみに耐えつつ群がる敵をどんどん殺し、上司のMを演じるジュディ・デンチをはらはらさせるボンドもまあ悪くはなかったずら。

 

 

 目の色を変えてラアラア叫んでる水爆水爆それがどうした 蝶人