蝶人戯画録

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マイケル・マン監督の「ヒート」をみて

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闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.976

 

 

 通常の犯罪映画では悪人の家庭の事情なんかろくすっぽ描かないけれど、これは違う。正義の味方アル・パチーノと同じウエイトで凶悪ギャング、ロバート・デ・ニーロの恋人とのからみを説明しているから、対決の構図に奥行きが出るのだが、そのぶん長尺になってダレル。

 

 しかしラストの対決が夜の空港になだれ込むとは、ちと驚いた。

 

 それから善玉悪玉2人の男が、女にからみとられると厄介なことになってしまう事情はよく分かったが、そもそもこの悪玉は、なんで犯罪を犯す必要があるのかさっぱり分からない。強盗なんかやらなくとも金はありそうだし。

 

 

   おめでとう!琴奨菊の初優勝 やれば出来るのだな 日本人も 蝶人