蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

5回目の由比ヶ浜

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鎌倉ちょっと不思議な物語第351回&バガテル-そんな私のここだけの話op.211

 

 

湘南海岸にサメ30匹来襲の報で遊泳禁止になったはずだったのに鎌倉の3つの海水浴場は、昨日の午後3時15分に神奈川県警航空隊による上空からの調査の結果、「もはや危険は去った」として遊泳を許可した。なんとも素早い対応だが、この間泣く泣く泳げないで引き揚げた海水浴客は可哀想なりき。

 

んで今朝はどうかというに、朝8時半に同じく神奈川県警航空隊による上空からの調査の結果、「もうサメはいないずら」という報告を受けて黄色(遊泳注意)で海水浴可能となったので勇んで今年5回目の出動となりました。

 

昨日のサメ情報がきいているので、浜の人影は非常に少ない。やはりいくら安倍蚤糞が悪事の限りを尽くす戦後最悪の時代にあっても、サメに喰われて死にたくはない、という人が多いということなんでしょう。

 

少し海水は冷たかったけれど、波は穏やかだし透明度もこれまでで一番高く、おそらくはボラと思われる魚がスイスイと泳いでいた。

 

このコンデションでは青旗がふさわしいが、黄色にしたのは遊泳ではなくサメ注意という意味だろう。時折「腰の高さで泳いで下さい」などと放送していたが私と息子は背の立たない深さのところで40分ほど水浴してご機嫌で引き揚げた。

 

 

   由比ヶ浜ジュリア・ロバーツ似の魚が三匹泳いでいた 蝶人