蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2008-02-10から1日間の記事一覧

小島信夫の「月光」を読む

照る日曇る日第95回依然としてさっぱり仕事が来ない私は、またしても小島信夫の小説を読んで、みずから無聊を慰めることしかできない。私が思うに、この人はまあ「書く自動機械」に似たようなものであるなあ。小島信夫のなかにもう一人の小島信夫、あるいは…