蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2008-09-09から1日間の記事一覧

横尾忠則著「人工庭園」を読んで

照る日曇る日第159回自作の絵に短いエッセイがつけられて全部で105の見開き世界が繰り広げられている。その第24回の「魂むしばむ戦争」は次のような文章で始まっている。「朝、目が覚めた途端、うっとうしい気分に襲われる。生きている証拠である。…