蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2009-02-04から1日間の記事一覧

桐野夏生著「女神記」を読んで

照る日曇る日第228回次々に新しい活動の領域を開拓している気鋭の著者によって、「古事記」の解体と再構成、語りなおしが敢行された。ここでは「古事記」における神話的な伝承と言葉が、現代にも通底する男と女、女と男のかかわりあいの生々しい対立とぎ…