蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2009-08-03から1日間の記事一覧

続「谷川雁セレクション?」をめぐって

照る日曇る日第278回「私のなかにあった『瞬間の王』は死んだ」と告知して、詩人谷川雁が永久に試作を放棄し、アルチュール・ランボオのように工作者として荒々しい現実に突入したのは1960年の1月6日のことでした。 しかし遅れてやってきた後世の若…