蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2009-09-12から1日間の記事一覧

大庭みな子著「魚の泪」を読んで

照る日曇る日第290回大庭みな子さんは夫とともに11年の長きにわたってアラスカのシトカという帝政ロシア時代におおいに栄えた当時の首都で先住民やらロシア人やらアメリカ人やら日本人やらと混じって生活したそうですが、その頃の多国籍な市民との精神…