蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2010-09-05から1日間の記事一覧

トマス・ピンチョン著「メイスン&ディクスン」を読んで

照る日曇る日 第368回この万年ノーベル文学賞候補作家の作品について、格別面白いとか内容が深いとか文学史的な意義があるとか思うたことは一度もない。ないのになぜこうやってつらつら紙面に眼をさらし続け、唐人いな米人の寝言に耳を傾けているかという…