蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2011-04-01から1日間の記事一覧

吉田司著「カラスと髑髏」を読んで

照る日曇る日 第420回 「世界史の闇の扉を開く」という副題がついていますが、これは文字通り東西の世界史を、古代から現代まで牛若丸のように、ここと思えばまたあちらと縦横無地に飛び回って、私たちの立場を再確認しようとするサーカスの空中ブランコ…