蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2011-05-15から1日間の記事一覧

林望の「謹訳源氏物語五」を読んで

照る日曇る日第429回庇護者の源氏や朝廷の名だたるイケメンたちから愛を乞われた内大臣の隠し子玉鬘だったが、結局は髭もじゃのださいオッサンの手中に墜ち、こんなはずではなかったと後悔するのだがもはや後の祭り。あっという間に赤子を孕ませられてしまう…