蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2011-09-11から1日間の記事一覧

町田康著「残響」を読んで

照る日曇る日第453回夭折の天才詩人、中原中也に詩にことよせてパンク音楽文芸家が短いコントを添付している書物だ。その安直な発想と投げやりな編集のあり方に激怒したおらっちは、思わず本書を虫干し中のCDだらけの狭い書斎に投げ出そうとしたが、待て待…