蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2012-03-06から1日間の記事一覧

北杜夫著「巴里茫々」を読んで

照る日曇る日第500回 どくとるマンボウ氏の落ち穂拾い2作です。「巴里茫々」では著者が夢の中で仏蘭西語など全然知らないのに、仏蘭西の国歌「ラ・マルセイエーズ」を歌ったというくだりが出てきます。それはそれで面白いのだが、改めてこの歌詞を読んでみ…