蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2012-05-13から1日間の記事一覧

川本三郎著「白秋望景」を読んで

照る日曇る日第514回林芙美子に続いて著者が取り上げたのは、なんと北原白秋です。明治大正昭和の3代にまたがって詩歌の世界で活躍したこのいぶし銀のような文学者の生涯と業績を、前著と同様に慈しむように、呼吸を共にするように、もう2度と戻らない…