蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2012-08-26から1日間の記事一覧

半藤一利著「日露戦争史1」を読んで

照る日曇る日第535回満州から朝鮮半島へと南下してくる西欧の超大国ロシア。朝鮮を落としたら彼奴は日本海を渡って帝都を侵すに違いない。臥薪嘗胆、仏の顔もここまでだ、二度と「三国干渉」の憂き目を見てはならない。今こそ北方の巨熊にひと泡ふかせるのだ…