蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2013-06-09から1日間の記事一覧

6月のうた「これでも詩かよ」第5弾 過ぎにぞ過ぎし

ある晴れた日に第132回 ただ過ぎに過ぐるもの、帆かけたる舟。人の齢。春、夏、秋、冬。 私の近所では、どんどん人が土に帰る。 私の家のすぐ斜め向かいの若いご主人が急死したのは、確か「子供の日」だった。 私の家の少し先のご夫婦の長男で、夜眠って…