蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

スティーブン・ソダーバーグ監督の「オーシャンズ11」を見て

kawaiimuku2012-10-06



闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.324

「オーシャンと11人の仲間」のリメイクだが、全体にとてもお洒落でシックなトーンに仕上がっているのはソダーバーグのファション感覚からだろう。

とくにカッコいいのは主演のジュージ・クルーニーだが、ただ一人彼の元女房役で登場するジュリア・ロバーツはミス・キャスト。ソダーバーグとしては「エリン・ブロコビッチ」以来の付き合いで出演させたのだろうが、個人的にはあのなにもかもが大ぶりの造作がどうにも好きになれないのであります。

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