中島莞爾監督の「クローンは故郷をめざす」を見て
闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.399
殉職した宇宙飛行士をクローンとして再生するというSF映画であるが、話が分かりにくい上に陰湿で画面が暗く、録画したビデオを倍速で見たのだが、それでも話の進行がもたもたしていて、ともかく面白くもおかしくもなくて、ただただ辛気臭い。
この映画をかのヴィム・ヴェンダースが製作総指揮したそうだが、いったいどういう関与をしたんだろう。総指揮でなく葬式なら分かるが。どうにも救いのない愚作だ。
ただひとり建国の日に国旗掲げる町内会長 蝶人