蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2008-06-09から1日間の記事一覧

五味文彦著「躍動する中世」を読んで その2

照る日曇る日第129回昨日酷評した「躍動する中世」であるが、細部の記述はとても勉強になる。 以下は本書の落ち穂拾いである。京の祇園社は外部からやってきて祟りをなす天竺の神牛頭天王、婆梨采女を祭った。中世人はことのほか童、子供を大切にした。宇佐…