蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2008-09-26から1日間の記事一覧

ロナルド・トビ著「「鎖国」という外交」を読む

照る日曇る日第162回 663年の天智天皇の「白村江の戦」は同盟国の救援という大義名分があったとしても、豊臣秀吉による文禄・慶長の役は明々白々な海外侵略であった。この狂気の戦によって日本軍は多数の敵兵を殺しただけでなく老若男女の民間人を貴賤…