蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2008-10-09から1日間の記事一覧

ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読む

照る日曇る日第171回久しぶりにドストエフスキーを手に取った。話題の光文社版ではない。手垢のついた米川版である。昔から雑誌は改造、文庫は岩波、浪曲は廣澤虎造、小唄は赤坂小梅、沙翁は逍遙、トルストイは中村白葉、ドストは米川正夫と相場が決まってい…