蝶人戯画録

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2001年~2014年のファッション・トレンドを振り返る その4

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ふぁっちょん幻論 第84回

 

 

06秋冬ミラノ・メンズ=英国伝統再現。ジル・サンダー、プリングル、D&Gなどシックなテーラードへ。アレクサンダー・マックイーン、ミューミュー、初登場のミハラヤスヒロ

 

06秋冬パリ・メンズ=ミラノに続いてチエック広がる。ガリアーノナンバーナイン、ヴィトン、ギャルソン、ヨウジヤマモト

 

06秋冬ニューヨーク=ジェニファーロペスの「J.Lo」など元気な女性のイメージ。イミテーション・オブ・クライスト、トウーラなどフェミニン&マスキュリン広がる。

 

06秋冬ロンドン=ジュリアンマクドナルド、イーリーキシモト、プリント減り深い暖色で描くフェミニンスタイル。

 

06秋冬ミラノコレ=ダークで華やかなミリタリー、ゴシックムードのロリータ調。ださ可愛カントリーガールズ。

 

06秋冬パリコレ=シャネル、アレキサンダー・マックイーンはじめリアルクローズが加速。立体的なボリュームのせた少女服。日本のES初登場。アンダーカバー、ナオキ・タキザワは小津の白黒映画から発想。マルタンマルジェラはショーの代わりに新聞MMMを発行。

 

06春夏ニューヨークコレ=強まるシンプリシティ。シンプルなエレガンスが支配。キーワードはピュア。洗練された大人らしさ。

 

06春夏ロンドンコレ=クリーンなフェミニン。ボヘミアン、ビンテージに終止符。シェイプが復活、主役はひざ上ドレス。さらりボディコンシャス。

 

06春夏ミラノコ=トロピカルやエスニック、マリンをすっきりと。ロマンチックでクリーンな白。ロマンチック&リラックス、ようこそモダンなミニマリスム。ピュアでまじめな新ベーシックスタイル。」影から光へ、ひろがる透明感。広がるロマンチック&ピュア。

 

06春夏メンズ・ミラノコレ=セクシュアリテイ&ミニマリズム

 

06春夏パリ・メンズコレ=米国のカジュアルとラテンの男くささ。ガリアーノが聖者の行進スペクタクル、コムデオムプリュスはストーンズのグラフィカルスタイル。贅沢素材のシンプルライン。シンプルでノーブルなライン。

 

06春夏パリコレ=ピュア&クリーン&リラックス。コムデが失われた帝国をテーマ。新ボディコンシャス、細い体をより細く。軽さ、楽しさアピール。

 

06春夏東コレ=和やアフリカン、広がるフォークロア

 

06秋冬パリ・オートクチュール=ペルーやウクライナの民族衣装を取り入れて。

 

06秋冬ミラノ・メンズコレ=「礼服」風でカジュアル。

 

06秋冬ニューヨークコレ=セレブ人気沈静化、黒を中心にきちんとつくりこんだ創造服中心。

 

06秋冬パリコレ=ダーク、簡潔世相映す。マックイーン、ガリアーノ、アンダーカバー圧巻。

 

06秋冬ミラノコレ=力強い美しさ復活。

 

 

なにゆえに秘密結社のごとくうろつくの老人ばかりの吟行仲間 蝶人