蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

2013-01-25から1日間の記事一覧

村山由佳著「花酔ひ」を読んで

照る日曇る日第564回 京都の葬儀会社と東京のきもの販売会社の2組の夫婦が巡り合い、ひょんなことからスワッピングするようになるという通俗小説にありがちなよろめきドラマであるが、こういう主題をさかんにとりあげている渡辺淳一と違って、このひとの文…

村山由佳著「花酔ひ」を読んで

照る日曇る日第564回京都の葬儀会社と東京のきもの販売会社の2組の夫婦が巡り合い、ひょんなことからスワッピングするようになるという通俗小説にありがちなよろめきドラマであるが、こういう主題をさかんにとりあげている渡辺淳一と違って、このひとの文章…