読書
照る日曇る日第565回 1793年10月16日、ひょんなことから国王ルイ16世をギロチンに送り込んだものの、フランス革命を遂行する革命家とサンキュロットたちの前途には不気味な暗雲が立ち込めていた。 ヴァンデ県のみならず全国の地方のあちこちで、革…
照る日曇る日第564回 京都の葬儀会社と東京のきもの販売会社の2組の夫婦が巡り合い、ひょんなことからスワッピングするようになるという通俗小説にありがちなよろめきドラマであるが、こういう主題をさかんにとりあげている渡辺淳一と違って、このひとの文…
照る日曇る日第288回昔祖父に連れて行かれた、たしか京都の三条大橋の袂に、いかつい顔立ちの侍が、ものものしく平伏している巨大な銅像を見て驚いたのが、私がこの高山彦九郎という名前を聞いたはじまりでした。 それからずいぶん歳月が経ってしまいまし…