蝶人戯画録

毎日お届けする文芸、映画、エッセイ、詩歌の花束です。

梟が鳴く森で 第2部たたかい 第7回


bowyow megalomania theater vol.1

ああら、坊や初めてなのね。おやおや、もうこんなにおおきくしちゃって。

ねえ、どんな気分? いい? いいんでしょ? 分かってるんだから。隠さなくたって、分かってるんだから。

ほら、ここんところ、君のちっちゃなオッパイのとこ、しゃぶってあげる。 どおお? 気持ちいいか? いいか? いいでしょ? 男でも感じるとこなんだから? よーく分かってるんだから。

でも、どうして男の子にもオッパイがついているんだろうねえ。坊や、知ってる? 

ほら坊や、ここをなめなさい。ここも、ここも、ここもよ。ほら、ほら、ぜんぶなめるのよ。

何してるの? ちゃんとやらなきゃ駄目じゃないの。よし、よし、よーーし。
上手、上手、上手だおおおー。なかなかやるじゃないの。ああ、とってもいい気持ち。

そう、そう、そうよ。ヨーシ、こんどはこっちをこうやって、こうやって、それからこうやるんだよ。


氷雨降る春の夕べの桜花光を待たで白々と散る 茫洋