蝶人戯画録

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リドリー・スコット監督の「ワールド・オブ・ライ」をみて

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闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.609

 

原題は「嘘の身体」。中東でテロリスト退治に熱中する米CIAの大活躍を、リドリー・スコットらしく皮肉に、否定的に描く。

 

それにしても主演のディカプリオは、日本のチンケなテレビCMに出ていた時代に比べると、大きく成長したものだ。ラセル・クロウにひけをとらない。

 

この映画でもCIAが、衛星回線を通じて世界のあらゆる国のあらゆる場所に潜むターゲットをオンタイムで追跡する巨大大画面が登場するのだが、これはホントに実在しているのだろうか。そうとすれば改めて慄然とせざるをえない技術革新の最前線の姿である。

 

 

なにゆえに1品ずつ片づけてゆくのか耕君はいつでも仏蘭西料理の食べ方 蝶人